鷹が来た。撮影出来たが・・・

  • 2016.01.24 Sunday
  • 04:48
JUGEMテーマ:野鳥
先々週の、とある、寒くて、晴れ間のあった日のこと。
なんと!鷹が来た。
去年も一度だけ来た。しかし、そんなに頻繁にみる鳥じゃない。
ウチ以外の近所に来たというのも一度だけだった。

庭に、バサッと大きな鳥が落ちるように舞い降りて、また上昇した。庭を注視していなかったので、何だろうと思っていると、上空でカラスが騒ぎ始めた。
庭にカラスが常駐するようになると嫌なので、カラスだけは追い出している。ちょっと気になってみると、お隣の屋根に、白っぽい鳥がカラスにいじめられている。その鳥が負けじと羽を広げたとき、大きさから鷹だと分かった。
からすよりおおきい

カラスたちが次々と鷹に襲いかかるが、そのうち鷹はカラスを気にしなくなった。そして、知らんふりしながら、その作業を始めたのだった。


えっ?羽?
 鷹は自分の足元を見て盛んに首を振っている。そして、ハラハラ、ぼろぼろと羽が落ちてきた。獲物を食らう下ごしらえをしていたのだ!カラスたちは横取りを狙っているのだろう。落ちてくる羽の大きさや、うちの庭を鷹が飛び去った時の方向から、ヒヨドリではないかと思われた。鷹が飛んできたとき、スズメのえさ場からは離れていたが、たまにヒヨドリが止まっている木のそばを通過していったからだ。または、うちの庭に来る前にとらえてきたのかもしれない。ひょっとしたら、近所にいるキジバトかムクドリかも知れない。


 スズメたちの写真を撮ろうとしても、お隣の屋根の距離でもいつも気づかれて逃げられてしまう。とすれば、この鷹は今、写真を撮られていることを重々承知のうえで、堂々とお食事中なのだ。1枚目の写真は窓越しだが、2枚目は窓を開けて撮った。ガラガラと音もしたし、シャッター音もしたはず。しかし動じない。一通り羽をむしったところで、鷹の首はいよいよ力を入れて下の方から肉の繊維を引っ張り上げるように動き始めた。逆光で詳細は見えないが、むしって食べているらしいのがわかる。

 
王者の風格どんどん羽をむしって食べていたが、そう長い時間でもなく、ほどなくまた別の家の屋根に飛び移っていった。カラスたちは途中から攻撃もやめていたし、鷹が行ったあと、同じ場所に舞い降りてきたが、どうも食べきられてしまったようで、首をかしげてまたいなくなった。

 スズメたちは姿を見せない。餌場にはいつもの青米が盛り上げてあるのに、どこかで息を殺しているのだろう。この日は、ついにうちの庭には小鳥たちは一羽も訪れてくれなかった。


 

はやにえを見つけた翌日のこと

  • 2015.07.08 Wednesday
  • 23:55
JUGEMテーマ:野鳥
 前回の記事の後日談。子供にも、話さなくてはと思い、夕方、夫に、「あの事、子どもに言った?」と聞くと、「わざわざ話さなくても」…いや、話さないなんてできるはずがない。夫と二人がかりで、ちょっとずつ説明した。子供も、「モズだって、野生の本能なわけでしょ」とは言っていたが、まあショックは隠しきれない。とはいえ、逆に子供に気を使われてしまう始末。マシュマロを割り箸に刺して焼きマシュマロをしていたが、私の心情を察して「串に刺して」と言うのを避けてくれたりしていた。

 翌日、夫が、子どもに、「はやにえ、見てみるか」と声をかけると、「ご冥福をお祈りしたい」と、二人で庭に出て行ったが、すぐに「母さーん、どこだっけ?見当たらない」と呼ばれ、私も庭に出た。

 何と、「はやにえ」が、跡形もない。ついばんだ残骸らしきものもない。「あれって、見間違いだったんじゃ」と夫が言い出した。「そんなわけないじゃん、二人で見たじゃん…」子供は、この辺にあった、と言われる方向を、不思議そうに見てもいたが、まあ心の中で、別れの挨拶をしていたのだろう。

 また、いろんな鳥たちに来てほしい。できれば、また、巣を作ってほしい。モズやカラスにひなどりをやられない、巣箱を作って待ってみたい。まあ、今日も、いつも元気なスズメとヒヨドリは、たくましく庭を徘徊している。


 

モズとカワラヒワ

  • 2015.07.04 Saturday
  • 15:57
JUGEMテーマ:野鳥
 我が家の庭には、野鳥が来る。結構な住宅街であるが、1キロ以内に防風林があったりするせいか、色々な鳥が訪れてくれる。毎年春になると、今年はどんな鳥が来るのか楽しみである。

 冬の間は、ハナミズキの木の間に作った餌台に、農家から分けてもらった捨てる青米を毎日一握り置いておき、寂しい冬に、スズメたちが来るのを楽しみにしていた。秋の間に木の実を当てにして我が家に居ついたヒヨドリが、わけもなくスズメたちを追い回して散り散りにされても、雀たちは少しの間だけ様子をうかがって、めげずにすぐに舞い戻ってくる。数年前にはアカゲラが一度来たことがあったし、シジュウカラがつがいで来たこともあった。

 5月頃から、モズが姿を見せるようになった。珍しいお客さんを、歓迎した。「はやにえ」という行動をとることも、その時ウィキでしらべて知った。
 庭仕事が趣味の夫に、「どこかにモズのはやにえあるんじゃない、虫とか串刺しになってるらしいよ」と、興味津々で話していた。モズは、ときどき物干し台の上にじっととまって、首をうずめてこちらを見ていることがあった。そういえば、スズメたちは、モズがいる間は、庭に来なくなった。

 庭から塀を経立てて、藤の木が生えている。前の家主が幼木のまま置いていったものだが、今や、手入れを怠ると、ジャングルと化して隣家に侵入してしまう。
 ある日、見るとツルが絡まり、まさにお隣の家の窓に当たっていた。伸びたツルを、ジャンプしてつかんで引っ張り、何とか切ったその時、足元を見ると、グレーの産毛に包まれた幼鳥が地面に二羽落ちていた。この中に巣があったのだ。
 大変!野良猫にでもやられたら死んでしまう。玄関先から麦わら帽子を持ってきてヒナたちを保護した。その時、子どもから電話があり、帰宅途中タイヤがパンクしたが修理費を持っていないという。ヒナごと帽子を玄関の中に入れて、いったん子供と待ち合わせた場所に向かった。

 27インチの自転車の修理中、子どもにヒナの事を伝えると、「それは自転車より大事でしょ、そういうことならパンクしたまま歩いて帰ったのに」

 私「鳥のヒナも大事だけど、私のヒナも大事なのよ、先に帰って様子を見て」

 ちょっと買い物もして帰宅すると、夫と子供が、脚立を出して、ヒナを巣に戻すべく奮闘中であった。私がツルを引っ張ったばかりに、巣が斜めになり、うまく戻せないのである。
 親鳥が心配して周辺を飛び回ったり歩き回ったりするのを子供が写真で記録を撮っていた。「親子で呼応して鳴きあうんだよ、親が鳴くと.子供が鳴いて、もう、うちの親がすいませんって申し訳ない限りだよ」
 夏至が過ぎたばかりとはいえ、そろそろ暗さも増してきた頃、ようやくヒナが巣に落ち着いた。糞をされてしまった麦わら帽子はどうせ捨てるものだったが、とりあえす洗って干しておいた。
 夜になってもなんだか心配である。また落っこちていないかなあ、家の中ではかわいいヒナの事で持ち切りだ。この鳥は、「カワラヒワ」であることを子供が突き止めた。そういえばこの辺でも雀に交じって空き地で何かつついているのを見かけることがある鳥だ。

 次の日、夫が様子を見に行くと、藤のツルを伝ってひなが外に出ているという。私が玄関先の花に水やりに行くと、地面に置いた鉢のそばに一羽走り回っていた。また麦わら帽子が活躍だ。急いで夫を呼んで、代わりばんこに巣から出てくるヒナをまた巣に戻した。親鳥がまた心配して上空で鳴きまわっていた。

 翌朝、親鳥が、ヒナに餌を運んでいるのを確認した。あれから、巣からは出て来なかったのだ。しかし、その次の日、子どもが学校に行く直前、また巣から出てツルの上にひながいるのを見つけた。ちょくちょくこうして出たり入ったりしていたのかもしれない。
 子供が学校に持っていくのに用意していたカメラでヒナを撮影した時、まだ十分には飛べないまま、巣から飛び立ってしまった。子供は遅刻しそうでもあったので学校に行かせ、私一人で二羽を追いかけたが、捕まえて巣に入れてもそのまま巣に戻ってくれない。あっという間に一羽は見失い、もう一羽は隣家の雑草に藪の中に消えた。

 カワラヒワは、巣立ちをしても、親が追跡して餌を与え続けるのだという。昨日も親鳥が周辺を飛び回っていた。どうも裏のお宅の結構構広い家庭菜園の中に潜んでいる様子であった。菜園の中に、2羽の成鳥が何度か降り立っていくのが見えた。

 今日は夫は仕事が休みで、ゆっくり庭で過ごしていた。伸びすぎた枝を払い落さねば、としばらく作業をして、そのうち静かに部屋に戻ってきた。「うちの庭って、モズいるんだっけ?…はやにえがあるよ」「ああ、いるいる、」「みてこいよ、鳥だ」
 嫌な予感。

 ハナミズキの細い新しい枝に刺さっていたのは、頭のないカワラヒワだった。やはり、うちのあの子だったようだ。一瞬正視するのをためらった。夫もそうだったのだ。雀ではない、ということだけわかるとあとは確かめられなかったようだ。細い、ちいさな二本の縮こまった足と、薄い黄緑になりかかった羽と、グレーの産毛。
 はやにえは、モズが特に空腹ではないときに捕獲した獲物を枝などに刺す行動であるらしい。捕えられなくてもよかったのに捕えられて殺されてということか。本当にあの子たちのうちの一羽だったのかどうかはわからないが、かわいそうなことをしたという気持ちでいっぱいになってしまっている。

 親鳥の鳴き声が今もしているが、もう一羽は元気なのか、捜しているのか。親鳥にも本当にすまないことをしてしまった。



 

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ウタエット、とにかくつかってみてる。

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